【所在調査事例集①】失踪した兄を探して――家族の願いに応えた調査

はじめに

所在調査とは、行方がわからなくなった人物の居場所を突き止める調査です。失踪した家族、連絡が取れなくなった友人、債務者や元配偶者など、様々な事情により「会いたい」「居場所を知りたい」と願う方から多くのご依頼をいただいております。

本記事では、当社「東日本総合探偵事務所」が対応した実際の事例をもとに、所在調査の流れと結果についてご紹介いたします。


【ケース①】突然いなくなった兄を探して

ご相談内容

依頼者は40代の女性。1年前から連絡が取れなくなった実兄の所在を知りたいとのご相談でした。兄は以前から借金癖があり、家族との関係も悪化していたそうですが、失踪してから音信不通となり、警察への相談も「事件性がない」として受理されず、途方に暮れて当社にご相談されました。

調査内容と経緯

まず、依頼者からの聞き取りをもとに、兄の以下の情報を収集しました:

  • 氏名・生年月日

  • 最後に確認された住所

  • 使用していた携帯番号、メールアドレス

  • よく訪れていた場所(飲食店、ネットカフェなど)

  • 勤務歴や交友関係

その後、以下のような手順で調査を実施しました:

  1. 公共データの調査

     住民票異動や転送届けの有無、金融情報の動きなどを確認。

  2. 張り込み・聞き込み調査

     最後に目撃された地域や、立ち寄り先を中心に張り込みと聞き込みを実施。

  3. SNS・ネット検索

     本人名義や仮名でのSNS投稿、掲示板の書き込みなどを調査。

  4. 防犯カメラ・ルート分析(協力の範囲内で)

     店舗関係者の協力により、行動パターンの一部を特定。

調査結果

調査開始から約3週間後、本人が都内の簡易宿泊施設で生活していることを確認。施設関係者の話では「日雇いで働いては寝泊まりを繰り返している」とのことでした。

その後、依頼者様の希望により、本人に直接接触することなく、所在情報のみを報告書として提出。依頼者様は改めて家族で話し合い、後日、専門家を交えて再会を果たしたとのご報告をいただきました。


所在調査における注意点

所在調査は、法律や個人情報保護の観点から慎重に行う必要があります。当社では、依頼目的が正当であるかをしっかり確認したうえで、必要最小限の情報を用い、適法かつ倫理的に調査を行っております。

また、調査結果をもとに「本人に会いたい」「通知だけしてほしい」「現住所を知りたい」など、目的に応じた報告スタイルをお選びいただけます。


まとめ

所在調査は「家族を救う第一歩」となることもあります。どんなに些細な情報でも、我々探偵にとっては貴重な手がかりです。

「昔の友人に会いたい」「家族の安否を知りたい」「連絡を断たれた相手の現在を知りたい」など、お困りの際はぜひ当社へご相談ください。ご相談・お見積もりは無料で承っております。


東日本総合探偵事務所

  • 宮城県公安委員会 第22230034号

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